先日すごいニュースが飛び込んできました!
iPhoneユーザー、民間のiPhone修理店経営者であれば興味が湧く内容となっておりますが、
要は「AppleがiPhone修理部品(純正品)やノウハウを民間の修理店に供給する」といった内容です。
日本国内でAppleの純正部品を使った修理をしているお店は実はものすごく少ないことは知っているでしょうか?
今となっては民間の修理店が全国各地で右肩上がりで増えておりますが、iPhone修理に使っている部品は互換品です。
民間の修理店というのはAppleが認可している修理店とは異なり、自分でApple以外から部品を調達し修理を行なっている独立した店舗となります。
ですのでお店によっては修理料金が全く異なるために、自分で優良な修理店を見極めて依頼するしかありませんでした。
ですが、今回のニュースというのは民間の修理店でもApple純正部品を使った修理ができるということになりますので、一番メリットがあるのはiPhoneユーザーと思われます。
今まではApple Store、Apple正規サービスプロバイダのみでしかApple公式の修理を受ける事ができませんでしたが、今後民間の店舗でも純正部品を使った修理ができるのは非常に良い事かと思いますね。
このサービスはアメリカで提供開始され、今後徐々に世界中に広まっていくそうですが、日本でいつ開始されるのはいつになるのかはまだわかりません。
現時点で日本国内には独立系iPhone修理店が数千店舗があり、価格競争が起きているので修理ビジネスとしては膠着状態な気がしますが、
「Independent Repair Provider Program」によってどのような変化が見られるかも注目ポイントですね。
この発表がiPhone修理店にとって良い事なのかはわかりませんが、仕入額 (供給額) が今よりも高くなる事は予測できるので、今後また価格競争が激化してしまうのではないかと考えられます。
また、以前に「総務省登録修理業者制度」というものがありましたが、どのiPhone修理店も真っ先に登録していきましたが無料ではなく、1機種につき有料登録が必要でした。
今回の「Independent Repair Provider Program」がどのくらいの負担が修理店にあるのかはわかりませんが、以前の「総務省登録修理業者制度」の時と同じく、日本で開始された場合は大型店はすぐに申請するでしょうね。
ホームページ上では、「Apple純正部品で修理します!」「当店はAppleより部品供給されております」など他店と差別化を図る言葉もで出てくるでしょう。
民間の修理店でiPhoneを直すメリットは、とにかく安い、データを残した修理をしてくれる、当日修理が可能といった事が最大のメリットですが、どの店舗でiPhone修理をするのかはユーザー次第ですので、今後どのような展開になっていくのかが非常に楽しみです。