iPhoneの液晶割れ修理の方法は?自分で修理することは難しい?




iPhoneをはじめとしたスマートフォンは、慎重に扱っているつもりでも不意に落下させたり強い衝撃を与えたりすることで破損してしまいます。
ディスプレイに採用されている強化ガラスは通常のガラスの何倍もの強度を誇りますが、落下した際の方向や場所によってはヒビが入ってしまうことも少なくありません。
そこで今回は、iPhoneの液晶割れの修理方法について詳しく解説していきます。

iPhoneの液晶割れには2つのケースがある

一口にiPhoneの液晶割れといっても、表面のガラスだけが割れているのか、内部の液晶パネルまで破損しているのかによって症状も変わります。

タッチ操作が正常な場合

iPhoneの液晶ガラスが割れてしまったものの、タッチ操作は通常通り使用できる経験をしたことがある人は多いと思います。
これは表面のガラスだけが割れているパターンに該当します。
ガラスの奥にある液晶パーツまでは破損していないため、タッチ操作は可能な状態です。

タッチ操作ができない場合

一方、ガラスが割れたと同時にタッチ操作が無効になってしまったり、液晶がブラックアウトして一切反応しなくなったりするパターンもありますが、これは強い衝撃や圧力によって液晶内部のパーツが破損したことが原因で起こる症状です。
あまりにも強い圧力がかかってしまうと液晶だけではなく本体のフレームまでもが歪んでしまうこともあり、そもそも修理が不可能なケースもあります。

iPhoneの液晶割れの修理方法

iPhoneの液晶が割れてしまった場合、なかには修理をせずにそのまま使い続ける人も少なくありません。しかし、ガラスが割れた状態で操作するとガラスの破片が指に刺さってしまうため危険です。iPhoneの液晶を修理するにはどのような方法があるのでしょうか。

Appleによる修理

AppleではiPhoneの液晶割れの修理を行っています。全国にあるApple正規サービスプロバイダの店舗へ直接持ち込む方法と、配送による修理を選択できます。
通常の修理代金は端末によって異なりますが、最新機種であるiPhone XS MAXの場合、液晶修理は37,400円となっています。(2018年12月現在)
しかし、AppleCare+に加入している場合は機種を問わず3,400円で修理が可能です。
特に最新機種を利用中でAppleCare+に加入している場合は、Appleが提供する修理サービスを利用することがおすすめです。

自分自身で修理してみる

Amazonや楽天などを中心に、自分自身でiPhoneの液晶割れを修理できるキットが販売されています。価格も数千円程度のものが多く、魅力に感じる人も多いのではないでしょうか。
iPhoneは内部を分解すると基盤側と液晶パネル側に分かれますが、それぞれのパーツは小さなコネクタで接続されており、ケーブル類の取り回しも繊細な作業が要求されます。
カメラや指紋認証対応のホームボタンなど、さまざまな精密パーツで構成されているため、初心者にとっては難易度の高い作業といえます。

iPhone液晶割れの修理で難易度の高い「分解」

市販されている修理キットには作業手順が記載してありますが、作業するうえで特に注意しなければならないのがiPhoneの分解です。
当然のことですが、iPhoneは実際に開けて分解してみないと中身を詳しく確認することはできません。
修理キットに添付されている作業手順には、分解に関することが簡易的にしか記載されておらず、手順通りに作業を行ったとしてもパーツやケーブルの一部を破損する危険性もあります。
分解するうえで注意しなければならないポイントを把握しておくことは作業するうえで必須です。

修理専門業者が写真付きで紹介している分解手順

iPhoneはもちろん、iPadやMac、ノートPCに至るまで、さまざまなガジェット機器の修理を専門に扱う業者が存在します。
なかには機種ごとの分解方法を写真付きで紹介しているサイトもあり、初めて修理を行うユーザーにとっては心強い味方になってくれるはずです。
破損しやすい場所やパーツの扱い方の注意点など、分解するうえで役立つ情報が分かりやすく公開されています。

修理を依頼することも可能

自分自身でiPhoneの修理をする前に分解手順を確認し、作業のシミュレーションをしてみましょう。
iPhoneには特殊な規格のネジやケーブルが多く使われており、非常に細かい作業が要求されます。
写真を見て自分自身での修理ができそうにない場合はそのまま修理を依頼することも可能ですが、修理前に見積もりを送ってもらい、価格に納得したうえで依頼しましょう。

さいごに

iPhoneの液晶割れはもっとも多い修理内容です。
日本で高いシェアを誇るiPhoneですが、それに比例してトラブルの対応数も多い傾向にあります。
Appleが公式に行っている修理対応以外にも、さまざまな方法で修理が可能です。
今回ご紹介した内容を参考に、最適なiPhone 修理方法を選択してください。

 

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