【IQOSの故障】対処法と交換手続き方法




「タバコはやめられないけど少しでも健康を意識したい」「タバコよりもクールに吸えるから好き」という人に人気のIQOS。
タバコよりも有害物質が少ない事から、IQOSに乗り換えた人、これから乗り換えを考えている人は多いと思います。
そんなIQOSですが、意外と故障が多いアイテムでもあります。
「あれ、故障したかな・・・」という状況になった時の対処法や交換手続き方法などをご紹介しましょう。

 

「IQOSが故障した!」と思ったらまず試す事

スマホの調子が悪い時、再起動したり初期化したりしますよね。
IQOSも同じで、リセット・初期化をする事で調子の悪さを改善する事ができるかもしれません。
お使いのIQOSは故障ではなく誤作動を起こしているだけかもしれないので、修理に出す前にリセット・初期化を試してみましょう。

 

IQOS 2.4 PLUSのリセット・初期化方法

①リセット・初期化をする前に、電源が入るかどうかを確認する。
(電源が入らない場合は、純正のケーブル・純正のアダプターで充電を試みてください。フル充電に90分かかります。)
②電源ボタンとリセットボタンを同時に約10秒長押ししてから離す。
③ステータスライトとバッテリーライトが1回点灯する。
④ステータスライトとバッテリーライトが2回白く点滅する。
⑤バッテリー残量分のバッテリーライトとステータスライトが点灯したら完了。

 

IQOS 3 MULTIのリセット・初期化方法

①リセット・初期化をする前に、電源が入るかどうかを確認する。
(電源が入らない場合は、純正のケーブル・純正アダプターで充電を試みてください。フル充電に75分かかります。)
②ボタンを約10秒長押しする。
③バッテリーライトが点灯して消えたら離す。
④バッテリーライトが数回点滅して消えたら完了。

 

IQOS 3のリセット・初期化方法

①リセット・初期化をする前に、電源が入るかどうかを確認する。
(電源が入らない場合は、純正のケーブル・純正アダプターで充電を試みてください。フル充電に120分かかります。)
②ホルダーをチャージャーにセットした状態でポケットチャージャーボタンを約10秒長押しする。
③バッテリーライトが点灯して消えたら離す。
④バッテリーライトが数回点滅して消えたら完了。

 

十分に充電しても電源が入らない場合は故障の可能性が大です。

リセット・初期化をする前に電源が入るかどうかの確認が必要なので、十分に充電する必要があります。
しかし、ここで気をつけなければいけない事が。
それは、『純正のケーブルと純正のアダプターを使って充電する』という事。
IQOSの純正ケーブルと純正アダプターは、スマホのケーブルやアダプターとそっくりです。
ですが、電圧や電流の違いでスマホのケーブルやアダプターでは十分に充電出来ない、もしくは全く充電できない事もあります。
スマホのケーブルとアダプターを使って「充電できない!」なんて事にならないようにしてくださいね。
それともうひとつ。
充電する時はコンセントに挿して充電するようにしてください。
ケーブルはUSBなのでパソコンに繋ぐ事もできますが、電圧や電流が十分ではなくうまく充電できない可能性があるからです。

 

リセット・初期化をしても症状が改善しない場合は

リセット・初期化で症状が改善しない場合は、具体的な不具合を探る必要があります。
以下に症状の例を挙げるので確認してみましょう。

 

チャージャー・ホルダーがのライトが赤色に点滅している

チャージャーのライトが赤色に点滅している場合は、接触不良、もしくわ故障の可能性があります。
端子が汚れていて通電できなくなっている=接触不良になっている可能性があるので、端子の汚れを拭き取る事で症状が改善するかもしれません。
IQOSオンラインストア・IQOSストアでもクリーニングアイテムが販売されているので、定期的に掃除をして清潔な状態をキープしましょう。
汚れを拭き取ってもチャージャーのライトの赤色点滅が続く場合は故障の可能性が大です。
ホルダーのライトが赤色に点滅している場合は、加熱ブレードが破損している可能性がありますのでぐらつきを確認してください。
IQOSケアプラス(後述します)を利用していてれば、1回だけ新品と交換する事ができますよ。

 

IQOSの使用回数が少ないと感じる・使用時間が短いと感じる

IQOS 2.4 PLUSとIQOS 3はフル充電で20回、IQOS 3 MULTIはフル充電で10回使う事が出来ます。
もしくは、一度の加熱で約6分か、14回吸い込むまで使う事ができる仕様です。
これらの時間や回数よりも極端に短い・少ないと感じる場合は以下を確認してみてください。

・純正のケーブル・純正のアダプターを使って充電しているか。
・強く(大きく)吸い込んでいないか。

純正のケーブル・純正のアダプター以外での充電はフル充電できない可能性があります。
そのため、使用回数が少なくなったり使用時間が短くなったりするのです。
それと、強く(大きく)吸い込むと14回吸い込む事ができない場合があります。
他に、バッテリーの劣化でフル充電が出来なくなっている事も考えられます。

 

IQOS 3とIQOS 3 MULTのライトが白色で2回点滅する

IQOSの動作温度をご存じでしょうか。
動作範囲温度は0~50℃です。
IQOS 3とIQOS 3 MULTのライトが白色で2回点滅している場合、動作範囲温度外の可能性があります。
冬は氷点下になる地域もありますし、夏の車内温度は50℃を超える事もあります。
氷点下の中にIQOSを置いていた場合は0℃以上に温め、50℃を超える中にIQOSを置いていた場合は涼しい場所でIQOSを冷ましましょう。

 

チャージャーのフタが閉まらない

チャージャーのフタが破損して閉まらない場合、IQOSの構造上、充電する事ができません。
フタが閉まらなくなっていてもヒモやゴムでフタを固定して使用している方もいますが、無理な力が加わる事で更なる故障に繋がる事もあります。
IQOSケアプラス(後述します)を利用していてれば、1回だけ新品と交換する事ができます。

 

購入したIQOSを製品登録する事で『IQOSケアプラス』が利用できる

IQOSを使っている方、ちゃんと製品登録をしていますか?
製品登録をする事でIQOSケアプラスというサービスを利用する事が出来ます。
IQOSケアプラスとは、元々の品質保証6ヵ月が1年に延長され、自分の不注意で壊した場合(落下で故障・水濡れで故障など)でも交換してもらえるというサービス。
「どうせスマホのキャリア保証みたいに月会費や年会費取られるんでしょう?」
と思った方、なんとIQOSケアプラスは無料なんです!
保証期間が延長されるうえに故障(しかも自損も可)しても無料で交換してもらえるなんて、使っているIQOSを製品登録しないわけにはいきませんよね!
しかも、故障のサポート対応は24時間受け付けで、故障と判断された場合には24時間以内に送料無料で新品を発送してもらえます。
ただ、新品と交換してもらうには少しだけ条件・注意事項があります。

【交換時の条件・注意事項】
・2018年1月1日以降に購入・登録されたIQOSである事。
・交換時に購入時のレシートを見せなければいけない場合がある事。
・交換は、IQOS 24 PLUSとIQOS 3はホルダー・チャージャー各1回まで、IQOS 3 MULTは1回まで。

一番気をつけたいのは、購入時のレシートを見せなければいけない場合がある(絶対ではない)という事。
なので、もしものためにレシートはしっかり保存しておきましょう。

 

【公式】IQOSの4つの交換方法

故障したIQOSを新品と交換するには手続きをしなければいけませんが、手続き方法が4つあるので自分に合った手続きを選びましょう。
交換手続き方法は以下の通りです。

1.LINEでの交換手続き

IQOSの交換手続きは、24時間LINEで全て終える事が出来ます。

①スマホでコチラにアクセスして『IQOS公式LINEアカウント』を友達登録する。
②トーク内で製品番号と購入日を入力する。
③『IQOSサポートにアクセス』を選択して『故障かな?と思ったら』をタップする。
④製品登録したIQOSが表示されるので、故障しているかもしれないIQOS画像の下の『故障かな?と思ったら』をタップして症状を確認する。
⑤症状を確認した後、保証期間内で条件を満たしていれば交換する事ができる。配送先を指定するか、IQOSストアで受け取るかを選択する。

 

2.IQOS公式サイトでの交換手続き

IQOSの交換手続きは、24時間IQOS公式サイトからも手続きできます。

オンライン製品診断をクリックする。
②故障しているかもしれないIQOS画像の近くにある『故障かなと思ったら』をクリック。
③製品診断が開始されるので、画面に従って進め手続きをする。

 

3.カスタマーセンターでの交換手続き

LINEや公式サイトの機械的な手続きに不安のある方には、サポートスタッフと直接やり取りができるカスタマーセンターでの手続きがオススメです。
チャット・メール・電話のいずれかで問い合わせができます。

カスタマーセンターから症状を入力する。
②チャット・メール・折り返し電話の3つから問い合わせ方法を選択する。

 

4.IQOSストア/IQOSショップでの交換手続き

全国各地にあるIQOSストアや、ヤマダ電機にあるIQOSショップに故障しているかもしれないIQOSを持っていくと専門スタッフとのやり取りでその場で交換手続きをする事が出来ます。
IQOSストアに行く時は本人確認書類(運転免許証か健康保険証)を持参してください。

IQOSストア一覧

 

故障したIQOSを修理業者に出したり自力で修理したりする事もできる

IQOSの保証期間が過ぎてしまってから故障した場合は、IQOSケアプラスを使って新品と無料で交換、という事はできません。
新しく買い替えるか、修理業者に有料で依頼するか、自力で修理するしかありません。
ただ、限定版のIQOSをお使いの方は簡単には買い換えたくないですよね。
修理業者に依頼した場合にかかる料金ですが、故障個所の場所や数にもよりますが大体5,000円以下で修理する事が可能です。
気をつけたいのは、修理業者に依頼したり自力で修理したりするのはIQOSの保証期間が過ぎてからにしましょう、という事です。
保証期間がまだ残っているのに修理業者に依頼したり自力で修理したりすると改造扱いになり、IQOSケアプラスのサポートを受ける事ができなくなる可能性が出てくるので注意しましょう。

 

IQOSはスマホと同じ精密機器なので丁寧に使わないと壊れやすい

IQOSは比較的故障が多い機器です。
その理由は、スマホと同じ精密電子機器である事と、携帯して使うアイテムである事が挙げられます。
皆さん、スマホは画面にフィルムを貼ってガラス割れを防いだり、ケースを装着して本体に傷がつかないように保護したりしている方が多いと思います。
ですが、IQOSをケースに入れて丁寧に持ち運びしている、という方はあまり多くはないでしょう。
という事は、IQOSを落下させたりぶつけたりすると傷がついたり故障したりしやすいという事になります。
IQOSにもスマホと同じように保護フィルムやケースがグッズとして販売されているので、故障が心配の方は購入を考えてみてもイイかもしれませんね。

 

故障ではないけど電源が落ちる事がある

タバコからIQOSに切り替えたばかりの方にありがちな事なのですが、IQOS使用中に電源が落ちる事があります。
その原因は、加熱制御システムの作動です。
加熱制御システムとは、ホルダー内部が熱くなりすぎると故障を回避するために作動するシステムの事。
加熱制御システムはどういう時に作動するかというと、それは短時間でスパスパと吸っている時です。
IQOSを利用する前にタバコを吸っていた方は、ストレスでイライラしていたり、時間がなかったりする時、味わう事なくスパスパと吸いがちです。
それと同じ事をIQOSでやってしまうとホルダー内部が熱くなり過ぎてしまい、加熱制御システムが作動して電源が落ちてしまいます。
IQOSはタバコに比べ有害物質が少ないですし、味わいもタバコとは違うので、少し気持ちに余裕を持って味わいながら楽しみましょう。

 

まとめ

IQOSは電子精密機器なので慣れるまで扱いが少し難しいかもしれませんが、タバコとは違う味を味わう事ができ、煙を気にする事なく非常にリラックスする事ができるアイテムです。
使い方だけではなく、手入れや吸い方次第でIQOSへの負担を減らして故障を防ぐ事ができます。
万が一、故障したとしてもIQOSケアプラスのサポートがしっかりしているので、IQOSを購入の際は製品登録を忘れずにしないようにしましょう。

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