iPhone修理の利益率って知ってますか?意外な結果が判明!




今となっては当たり前に存在するiPhone修理店ですが、iPhoneの需要に伴い右肩上がりで増えております。
iPhone修理店は全国各地に存在し、主要な駅には必ずと言って良いほど修理店がありますね。
そんなiPhone修理店ですが、どのくらいの利益率があるのかご存じでしょうか?
この記事では噂ではなく実体験を元に記載しておりますので、これからiPhone修理屋さんを始めようとしている方は一度目を通して頂ければ現状がわかりますよ!

 

iPhone修理には利益率の良い修理、利益率の良くない修理があります。

※この利益率とは時間とのバランスを考慮した内容になります。

iPhone修理で最も多い依頼内容が液晶割れ、タッチパネル不良、画面に線が入るなどの画面交換ですが、この画面交換の修理で如何に集客できるかがiPhone修理店で最も効率良く利益率を上げる方法でした。
ただ、この内容は数年前の出来事であり、今となっては画面交換だけで利益を上げることは難しくなってきております。
現在日本国内にはiPhone修理店 (非正規店) が1000店舗から2000店舗くらいはあると思われますが、店舗数が以前に比べると大幅に増えてしまったために価格破壊が起きてしまいました。
少しでも集客するために値段を安くするしか方法がなく、最も利益率の良かった画面交換だけでは利益を上げ辛くなってしまったのです。

画面交換にかかる時間は機種にもよりますが約30分程度であり、1台直すと利益は3000円から10000円程度です。
また、新しい機種ほど利益率は高いですが、3つ以上前のモデルとなると利益率はかなり下がりますね。
1時間に1人集客ができれば1日8時間労働で計算すると最低24000円の利益を上げることができるためにかなり儲かりそうと思われがちですが、現実はそう甘くはありません。
フランチャイズに加入すれば問題ないでしょ!とお考えの方は要注意です。
「iPhone修理ビジネスは儲かる?儲からない?修理店がお答えします!」で詳細の確認ができます。
また、ドックコネクター交換、イヤホン交換といったスモールパーツの場合は分解に時間がかかるために費用対効果はあまり良くはありません。
ただし、パーツ代が液晶よりも安いために分解する時間を大幅に圧縮することができれば高い利益も期待できますね。

 

iPhone修理で高い利益率を上げるためには?

画面交換で集客が難しくなっている現状でどうやって高い利益率を上げるのかはiPhoneの基盤修理ができる事です。
iPhone修理をビジネスとして考えた場合、初期投資が少ない事で参入される方は非常に多いですが、フランチャイズで講習を受けた、独学でiPhone修理を覚えたという方が多いと思います。
修理の技術を覚えたといっても水没修理や基盤の修理まで一貫にできる方はほとんどおらず、液晶交換やパーツ交換といった内容がほとんどなのです。
また、iPhone修理店全体の1割、2割程度の店舗しか基盤修理まで行なっていないために、基盤修理が出来てしまえば高い利益率を上げることが可能です。
基盤修理ができる場合は同業者からの修理依頼も獲得できる可能性は高いです。

古くからiPhone修理を行ってる店舗では基盤修理まで行なっている事は多いですが、サイドビジネスでiPhone修理をしている店舗では行なっていない場合がほとんどですね。
これから新店舗を構える場合に立地、修理店が近くにあるのかなど最低限のマーケティングを行うと思いますが、ライバルになりそうな店舗がある場合は基盤修理まで行なっているのかチャックした方が良いです。
もし基盤修理まで行なっているようでしたらそこで価格競争しなければいけませんからね。

 

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