Macbook Proをお使いの方で以下のような症状が発生した場合は要注意!
こちらの機種は今となっては少し前の機種Macbook Pro A1286 15インチ (2011) ですが、
電源を入れると色味がおかしい、画面に線やノイズが入っている状態です。
普通に考えると液晶の故障かなと思われますが、実はグラフィックが故障して起きております。
Macbook Proのリコール対象機種
結構有名な話でしたのでご存知の方も多いかと思いますが、以前Macbook Proの一部の機種でリコールがありました。
該当機種はMacbook Pro 2011 15インチ、Macbook Pro 2011 15インチですが、当時のリコール発表があった時期に修理依頼をすれば無料でした。
ですが、現在は保証期間が過ぎてしまっている為にメーカーで受付はしてくれません。
ですので民間の修理店で直すか、買い替えをするかの2択となります。
さらにこのMacbook Pro 2011モデルの後に発売されたRetinaモデルでもリコールの発表がありました!
Retinaモデルの場合は2012 Mid、2013年 Earlyモデルの15インチが対象となりますが、
2016年12月31日を持って保証期間は終了してしまっております。
グラフィックが故障するとどうなる?
グラフィック故障にも色々とあり、上記の画像のように画面は映るが見えづらいと言った場合もあれば電源を入れても全く画面が映らないと言ったこともあります。
グラフィック故障はMacのノートパソコン、iMacでも同じ症状ですが、等間隔に線が入る場合はグラフィック故障の代表例となります。
またMacの電源は入るのに勝手に電源が落ちてしまう事も。
外部ディスプレイに映し出して全く同じ症状が表示される場合はグラフィック故障、外部ディスプレイ側で正常に表示されている場合は液晶故障の可能性があります。
故障の切り分けは難しい為にパソコンに詳しくない方はお近くのMac修理専門店で診断をしてもらうのが良いですね。
iMac、ノートパソコン型のグラフィックの違い
万が一グラフィックが故障してしまった場合はiMacの方が修理はしやすくなります。
なぜならimacの場合はカード型になっておりますが、ノートパソコンの場合はロジックボードに直に取り付けられております。
Macの分解を一度でもした事があればiMacのグラフィックカード交換はできると思われますが、
Macbook、Macbook Proなどのノート型の場合はロジックボード修理が必要となりますのでそう簡単に修理はできません。
Macの修理をしている会社でもロジックボード修理はせず、ロジックボード交換しか受付してくれない店舗も多いのが現状です。
ただしiMacの場合は修理しやすいと言ってもグラフィックカードは部品代金が高額な為に修理はできそうでも予算が、、と言った事はよくあります。
その場合は今後何年も使う機種なのかを判断し、新規購入か修理で検討されるのが良いと思いますね。
Macの修理代金について
Macで高額な修理代金がかかる部分は2箇所あり、液晶かロジックボードです。
機種や年式にもよりますが、最新機種のMacbook Pro タッチバーモデルの場合はApple Storeで見積もりを取るとどちらも10万円オーバーです。
確か液晶交換だけでも13万円から15万円位かかったような。。
一昔前のMacの購入価格に比べるとぐんと新品購入時の値段が跳ね上がった印象ですが、
もし新品のMacbook Pro、iMacを検討されている場合はApple Careに加入される事をお勧めいたします。
最近iMac Proが発売されだいぶ話題になりましたが、最低スペックで50万円位、最高スペックで160万円位だったと思います。
さすがにこの価格帯でApple Careに加入しない方はいないと思いますが、万が一を考えて加入した方が良いですね。
分解をメインに公開しているサイトですのでいつかはiMac Proを分解していみたいのですが、
さすがにちょっと価格がしんどいですね。。