「パソコンを使っていたら急にキーボードが効かなくなった・打てなくなった」
パソコンはキーボードがないとほぼ操作ができなくなるので、このトラブルが起きると一気に不便になってしまいますよね?
ただ、このトラブルが厄介なのは、キーボードが効かない・打てない原因がキーボードにあるのかパソコン自体にあるのかわからないというところにあります。
そこで今回は、パソコンを使っていてキーボードが効かなくなった・打てなくなったときの対処法について詳しく紹介していきたいと思います。
今現在キーボードの不具合で困っている方はもちろん、どんなパソコン・キーボードでも起こりうる不具合なので、パソコンを使っている方はぜひチェックしてください。
パソコンのキーボードが効かない、打てないときのチェックポイント
パソコンのキーボードが効かない・打てないという不具合が発生してしまったときには、これから紹介していく3つの箇所をチェックしていきましょう。
これらの箇所をチェックしていくことで問題を解決できる場合がありますし、不具合の原因を特定できる場合があります。
キーボードが正しく接続されているかをチェックする
キーボードが効かない・打てないという不具合が発生した場合、まず確認すべきなのが、キーボードが正しく接続されているかどうか。
ノートパソコンとデスクトップでキーボードの接続方式は異なりますが、デスクトップの場合はUSB周りを一度チェックしてください。
デスクトップの場合、初めてそのキーボードをパソコンに接続する場合はもちろんこれまでに問題なく動作していた場合でも、何らかの理由で接続部分が外れてしまうことは良くありますが、この場合はキーボードを正しく接続し直すことで不具合が解消される場合がほとんどです。
ノートパソコンのキーボードが効かなくなってしまった場合は分解をしないと切り分けは難しいですが、デスクトップに使われるUSBキーボードを接続しそちらで動くようでしたらパソコンのキーボード自体が故障している可能性がありますね。
また、無線で接続するタイプのキーボードであれば、接続が切れてしまっていないかを確認する必要があります。
無線タイプのキーボードはパソコンとキーボードを起動すると自動的に接続し直されるようになっていますが、まれに接続できなかったり接続が切れてしまったりすることがあるからです。
その場合、手動で接続し直してあげることで不具合を解決することができる場合があります。
キーボードへの電源供給が出来ているかをチェックする
無線タイプのキーボードの場合、電源の供給が正しくできているかについてもチェックしていきましょう。
無線タイプのキーボードは、電池で動くタイプのものと充電して動くタイプのものとがありますが、電池で動くタイプの物の場合は電池が切れてしまっていないかをチェックしましょう。
また、充電で動くタイプのものは、充電が残っているかをチェックしてください。
これらの箇所をチェックし電源供給を正しくおこなってあげることで、不具合を解消できる場合があります。
キーボードの不具合なのかパソコンの不具合なのかをチェックする
キーボードが効かない・打てないといった不具合は、キーボード以外が原因となって引き起こされる場合もあります。
キーボードに問題がなくてもパソコン本体に不具合が起きてしまっている場合、キーボードでの操作が受けつけられないという症状が発生してしまうことがあるので、キーボードの不具合なのかパソコンの不具合なのかをチェックするようにしましょう。
キーボード交換をしても症状が改善されない場合はマザーボード、ロジックボード側が故障している可能性が高く、専門業者でないと修理できない場合があります。
キーボードに問題がなさそうなときは?
キーボードが効かない、打てないという不具合の原因がキーボードではなくパソコンにある場合、パソコン本体の問題点の洗い出しと対処が必要になってきます。
ただし、自力での対処が難しそうな場合は無理に修理しようとせず、専門の業者に修理を依頼するようにしてください。
いろいろ試してもパソコンのキーボードが効かない、打てないときは?
キーボードが効かない、打てないという不具合が起きてしまった場合にチェックするべきポイントと対処法について紹介してきましたが、これらの対処法を試してみても問題が解決しない場合があります。
そういった場合は、これから紹介していく3つの方法を試してみてください。
キーボードを買い換える
キーボードはそう簡単に壊れてしまうようなものではありませんが、長らく使っていると寿命がきて壊れてしまうこともあります。
その場合、今回紹介してきた対処法ではどうしようもないので、新しいキーボードに買い替えることをオススメします。
メーカーに修理を依頼する
もし現在使用しているキーボードの保証期間が残っている場合は、付帯されている保証を利用してメーカーに修理を依頼しましょう。
また、保証期間を過ぎてしまっている場合でも、修理費用を支払えば修理してもらうことは可能です。
製品については製造したメーカーが一番良く理解しているので、メーカーに修理を依頼するのが一番良い対処法だと言えるでしょう。
パソコン修理の専門業者に修理を依頼する
キーボードの修理を依頼する場合、そのキーボードを製造したメーカーに修理を依頼するのが一番ですが、メーカー修理は修理費用が高くなってしまうというデメリットがあります。
思っていたよりもキーボードの修理費用が高くついてしまうようであれば、メーカーではなくパソコン修理の専門店に修理を依頼するのもアリです。
そういったパソコン修理専門の業者の修理費用はメーカーの修理費用よりも安く設定されていることがほとんどなので、修理を安く済ませたいならパソコン修理の専門業者に依頼してみましょう。
まとめ
キーボードが効かない、打てないなどの不具合が発生した場合、正しく接続されているか、電源はきちんと供給されているかなどのポイントをチェックしてみてください。
また、その原因がキーボードではなくパソコンにある場合は、パソコンへの対処や修理が必要になります。
今回紹介してきた対処法を試してみても症状が改善されない場合は、メーカーか専門の業者に修理を依頼しましょう。
ただ、キーボードの価格によっては買い替えた方が安い場合もあるので、修理を依頼するか買い換えるかはキーボードの修理代金で判断すると良いかと思います。