パソコンを使用しているとまれに発生する厄介な現象、フリーズ。
パソコンがフリーズしてしまうと操作を受けつけなくなってしまうので、一刻も早く解消させたいところですよね?
そこで今回は、パソコンを使っていてフリーズが発生してしまった場合に試したい3つの対処法について詳しく紹介していきます。
また、フリーズが発生するのを防ぐ予防法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてくだいさい。
パソコンがフリーズして動かなくなってしまったときにやるべき3つのこと
もしパソコンがフリーズして動かなくなってしまったら、慌てずにこれから紹介していく3つの方法を順番に試してみましょう。
パソコンがフリーズしてしまうと、焦って「修理に出さなきゃ…!」と考えてしまうかもしれませんが、以下の方法を試してみてからでも遅くはありません。
意外と簡単に直る場合もあるので、ぜひ試してみてください。
1. しばらく放置して様子を見る
パソコンがフリーズしてみ動かくなってしまったら、まずはしばらく放置して様子を見てみるようにしてください。
というのも、画像の編集ソフトや映像の編集ソフトなどで作業をしたり一度に複数のソフトウェアを立ち上げて作業するなど、パソコンに大きな負荷をあたえてしまうと、どんなパソコンでもフリーズしてしまう可能性があるからです。
ただし、その負荷は一過性のものだったりもするので、負荷が減るとフリーズが解消される場合があります。
なので、少し焦るかもしれませんが、パソコンがフリーズしてしまったら、まずはしばらく操作をおこなわずに放置して様子を見てみるようにしましょう。
2. フリーズの原因となっていると思われるソフトウェアを終了させる
先ほども少し触れたように、パソコンに大きな負荷をあたえるソフトウェアはフリーズ発生の原因となってしまうことがあります。
パソコンに大きな負荷をあたえるソフトウェアとしては、PhotoshopやIllustratorなどのグラフィック系のソフトが有名です。
もしソフトウェアが原因となってフリーズが引き起こされてしまった場合、そのソフトウェアを終了させることでフリーズが解消される場合があります。
フリーズを引き起こしている原因を取り除いてあげるわけですから、当然と言えば当然でしょうか。
Windowsのパソコンでソフトウェアを終了させる方法
1. Ctrlキー、Shiftキー、Escキーを同時押し
2. 立ち上がったタスクマネージャーのアプリケーションタブをクリック
3. 状態の項目が「応答なし」になっているものを選択
4. 「タスクの終了」をクリック
Macのパソコンでソフトウェアを終了させる方法
1. optionキー、commandキー、escキーを同時押し
2. 立ち上がったウィンドウで、強制終了させたいソフトウェアを選択
3. 「強制終了」をクリック
ただし、これらのソフトウェアが原因で引き起こされるフリーズは、パソコンのスペックが原因となっている場合が多いので、パソコンを見直さないと解決できない場合が多くなっています。
さらにどのアプリが容量を使っているかなどを知りたい場合は、
Windowsではタスクマネージャー、Macではアクティビティモニタを使い調査する事が可能です。
Windowの場合は、 「Control + Alt + Delete」
Macの場合は、デスクトップ画面左上にある「移動 → アプリケーション → アクティビティモニタ」で表示させます。
タスクマネージャーの場合は「アプリケーション」「パフォーマンス」あたりのタブを見ればわかりやすいです。
Mascの場合は「CPU」「メモリ」あたりのタブを参考にすればフリーズしている原因を追求する事が可能です。
稀にイラストレーターのアプリを起動させただけでCPUが100%近くなってしまう事もありますが、
その場合はソフトの不具合の可能性がありますので、一度アンインストールをし再度インストールして様子を見てください。
3. 再起動してみる
しばらく放置してもフリーズが解消されず、パソコンに大きな負荷をあたえているであろうソフトウェアを終了させてもフリーズが解消されない場合、パソコン自体を再起動させることで問題が解決する場合があります。
というのも、パソコンはときどき再起動をおこないリフレッシュしてあげないとフリーズなどの不具合を引き起こすことがあるからです。
なので、以下の方法でパソコン本体の再起動を試してみてください。
Windowsのパソコンを強制終了させ再起動させる方法
1. WindowsキーとXキーを同時押し
2. 表示されるメニューのから、「シャットダウンまたはサインアウト」を選択し、Enterキーを押す
3. 表示される別枠の「シャットダウン」を選び、Enterキーを押す
4. シャットダウン後、再起動する
Macのパソコンの再起動
1. commandキー、ctrlキー、電源ボタンを押す
2. 1の方法で再起動されない場合は、電源ボタンを数秒間長押しする
3つの対処法を試しても症状が改善されないときは?
紹介してきた3つの方法を順番に試してみても問題が解決されない場合、パソコンの内部のパーツに不具合が発生してしまっている可能性があります。
その場合、余程パソコンや電子機器類に詳しい方でない限り自力での問題解決は難しくなってきてしまいます。
無理矢理自分で対処しようとすると余計に事態が悪化してしまうこともあるので、メーカーか専門の修理業者に修理を依頼するようにしましょう。
信頼度を重視するならメーカーを、費用を重視するなら民間のパソコン修理業者を選ぶようにすると良いでしょう。
フリーズで最も多い原因はハードディスクのの劣化です。
パソコンのフリーズを防ぐための予防法
パソコンのフリーズを予防したいのであれば、パソコンにインストールしているソフトウェアをできるだけ最新の状態に保つようにしてください。
というのも、ソフトウェアをアップデートせず古い状態のまま使用していると、それが原因となってフリーズが引き起こされてしまう場合があるからです。
なので、ソフトウェアのアップデートがおこなわれていないかを定期的に確認し、更新されているようであればアップデートをおこなうようにしましょう。
まとめ
パソコンがフリーズして動かなくなってしまった場合、今回紹介してきた3つの対処法でフリーズを解消できる場合があるので、ぜひ試してみてください。
それでも問題が解決されないのであれば、無理に自力で何とかしようとするのではなく、メーカーか専門の業者に修理を依頼するようにしましょう。
今までの故障事例ではメモリ、ハードディスク、マザーボード故障のいずれかがフリーズの原因で多い気がします。
また、フリーズを予防するためにソフトウェアの定期的なアップデートも忘れないようにしてくださいね。