iPhone 8で起こる不具合として厄介なのが、「電源が入らない」という不具合。
当然ですが電源が入らなくなるとiPhone 8を利用すること自体ができなくなってしまうので、日常生活が一気に不便になってしまいます。
では、実際にiPhone 8の電源が入らなくなってしまった場合、どのようにして対処すればいいのでしょうか?
そこで今回は、iPhone 8の電源が入らないときの対処法について詳しく解説していきます。
iPhone 8のユーザーならいつ起きても不思議でない代表的な不具合のひとつなので、しっかりとチェックしておいてくださいね。
故障で考えられる内容としてはバッテリー故障、ロジックボード故障が大半を占めますが、電源が入らない場合の全てがこれに当てはまるわけではりません。
できる限り自分で電源が入らない症状を切り分けし、それでもだけならiPhone修理店に相談することをお勧めいたします。
まず、iPhone 8の電源が入らないときに試してみるべき3つの対処法
iPhone 8の電源が入らないという不具合が起きてしまった場合、おこなうべき対処は以下の3つです。
1. 電源コードを確認する
2. 充電してみる
3. 再起動してみる
それぞれの対処法について詳しくみていきましょう。
1. 電源コードを確認する
iPhone 8の電源が入らなくなってしまったときにまず確認しておきたいのが、電源コードです。
iPhone 8は購入時に付属してくるUSBタイプのコードを使用して充電しますが、このコードは意外と耐久性が低く、しばらく使っていると断線してしまうことがあります。
その場合、当然ですが正しく充電をおこなうことができないので、どれだけ接続して充電しようとしてもiPhone 8に電力が供給されることはありません。
電源コードの不具合は意外と気づきにくいものなのでついつい本体に不具合が発生してしまっていると考えてしまいがちですが、「実はよくよく確認してみると電源コードに不具合があって充電できていないだけだった」なんてことも少なくないので、しっかりと確認するようにしてください。
2. 充電してみる
これもうっかりミスとして多いものの一つです。
しばらく充電していない場合、iPhone 8内の充電が底をつきてしまい、それが原因で電源が入らなくなってしまうことがあります。
iPhoneは年々バッテリー性能が上がってきているとはいえ、多機能な分電力の消費も激しいので、意外とすぐにバッテリー切れをおこしてしまうものです。
電源ケーブルに問題がないことが確認できたら、電源ケーブルとiPhone 8を接続して充電してみるようにしてください。
バッテリーの残量がゼロの場合はいつも以上に充電に時間がかかりますので、充電ケーブルを差し込んだらしばらく放置してくださいね!
3. 強制終了し再起動してみる
iPhone 8の電源が入らないという不具合が発生した場合、最終的におこなう対処法がこの「強制終了からの再起動」です。
iPhone 8のような精密機器は、しばらく起動し続けているとどうしても不具合が発生してしまうものです。
そのため、定期的な再起動が必要になってきます。
強制終了からの再起動の具体的な手順は以下の通りです。
1. 電源コードとiPhone 8を接続する
2. 音量を上げるボタンを押して離す
3. 音量を下げるボタンを押して離す
4. サイドボタンを押し続ける
5. Appleのロゴが表示されたら離す
6. 「スライドで電源OFF」と表示されたら電源を切る
電源が入らないと思ってしまっている場合でも、実は電源は入っているものの画面が表示されていないだけということも少なくありません。
その場合、この強制終了からの再起動で不具合が解消される場合があるので、ぜひ試してみてください。
3つの対処法を試しても問題が解決されない場合の対処法
これまでに紹介してきた3つの対処法を試してみてもiPhone 8の電源が入らないようであれば、自分で解決するのは困難だと言わざるをえません。
というのも、iPhone 8の本体や内部のパーツに不具合が発生してしまっている可能性が高く、その場合それらを修理しないことには不具合を解消するのが難しいからです。
iPhone 8を修理に出す方法には大きく分けて2つありますが、腕に自信のある方は自分で修理という選択もあります。
AppleCareに加入している場合
不具合が発生したiPhone 8がAppleCareに加入している場合は製造元であるAppleに格安で修理してもらえるので、Appleに修理を依頼しましょう。
その場合、Appleのカスタマーサポートに問い合わせをおこなうか、お近くのアップルストアにiPhone 8を持ち込み修理を依頼しましょう。
AppleCareに加入していない場合
AppleCareに加入していない場合、Appleに修理を依頼すると修理費用が高額になってしまう傾向にあります。
しかし、AppleCareは製品を購入する際にしか加入することができないようになっているので、後から加入しようと思っても加入することができません。
そのため、もしお手持ちのiPhone 8がAppleCareに加入していないのであれば、Appleではなく専門の修理業者に修理を依頼するのをおすすめします。
これらの修理業者はiPhoneを製造しているわけではありませんが、高いノウハウと技術を持っているうえに格安で修理をおこなってくれるので、修理費用を抑えつつ不具合を解消することができるようになっています。
自分で修理をする場合
上記の対策をしても電源が入らない症状が直らないようですと、電源が入らない原因はハードウェア側 (パーツ故障) の可能性が非常に高いです。
電源が入らない場合のハードウェア故障で最も高い確率で故障しているところがバッテリーです。
バッテリー交換をしても電源が入らない状態ですとほぼロジックボード故障 (基盤故障) になりますので自分で修理することもかなり厳しくなってきます。
また、Apple Storeやキャリア店 (au、docomo、softbankなど) に修理相談をしても高確率で問対交換や新機種の購入を勧められると思いますね。
非正規店ではiPhone 8の基盤修理を行っている店舗もありますので、データなどの関係でどうしてもiPhone 8を直したい場合は一度相談してみることをお勧めいたします。
まとめ
iPhone 8の電源が入らないという不具合が発生した場合、まずは今回紹介してきた対処法を一通り試してみてください。
それでも不具合が解消されない場合は、修理店に相談する事を検討しましょう。
その場合、AppleCareに加入しているかしていないかで、Appleか専門の修理業者のどちらを選んだ方がいいのかが変わってくるので、修理を検討するときAppleCareに加入しているかどうがをまずは確認するようにしてくださいね。
データがなくなっては困る!といった方はメーカーではなく、非正規店に相談してくださいね!