Shrarpの空気清浄機FU-Z51CXの分解を行いました。
2011年発売モデルになりますので今となっては少し古い型になってしまいましたが、分解をして細かい所まで掃除をして行きたいと思います。
集じんフィルター、脱臭フィルターの交換は簡単にできるのですが、今回の目的はフィルターではなく、奥に潜んでいるであろう汚れを取り除くのが本来の目的になります。
分解に使った工具は基本的にはドライバーのみですが、羽まで掃除をする場合はモンキーなども必要になります。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 1】
今回分解をした空気清浄機がこちらになります。
フィルターを5年以上前に一度交換した事がありますが、それ以外は何も掃除をした事がありません。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 2】
現行機種になるとプラズマクラスター25000、50000といった機種が多くありますが、それに比べるとかなりプラズマクラスターの量?数値?がかなり少ない気がしますね。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 3】
本体の背面側のつまみを手前に引き出すと裏蓋が外れるようになっておりますが、この中に集じんフィルター、脱臭フィルターがありますのでフィルターを交換する場合はかなり簡単ですね。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 4】
左が集じんフィルター、右側が脱臭フィルターになります。
脱臭フィルターは元から黒色だった気がしますが、集じんフィルターは元の色がわからない位汚れている事がわかります。
脱臭フィルターは水洗いのみで使い方次第で10年はもつそうですが、集じんフィルターは水洗いができない為に使用環境によってはマメに交換が必要になるそうです。
最後に交換したのが5年以上前だった気がしますが、この状態で空気清浄機を使っていたのかと考えるとかなり恐ろしいですね。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 5】
フィルター2つを外しただけになりますが、フィルター周りのプラスチック部分にもホコリや汚れが多く付着している事がわかりました。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 6】
くぼんでいる部分にはカビなのかわかりませんが、ホコリなども含め大量に汚れている事がわかります。
これらの部分はフィルター交換だけでは綺麗にする事はできないですが、さらに奥までホコリがある可能性が高い為に分解をしていきましょう。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 7】
フィルターを外すとこのような状態になっておりますが、赤丸部分にネジがあります。
プラスドライバーを使ってネジを外していきますが、穴の深さがそこそこある為に、長いドライバーが必要です。
赤矢印部分のくぼみにもネジはありますので、忘れずに外してください。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 8】
全てのネジを外す事ができると画像のように手だけで分解が可能です。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 9】
カバーを外しただけですが、内部に紛れ込んだと思われるゴミが確認できました。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 10】
このパーツは正面の電源ボタン、ランプ関係の内部になります。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 11】
配線に注意をしながらよけておきましょう。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 12】
先ほどのパーツがあった下部分になりますが、こちらも汚れている事がわかります。
ここまで分解をしないと掃除することはできない所ですね。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 13】
大きなFANがありますが、ここも分解をしていきます。
真ん中に小さなネジがありますのでモンキーやスパナなどを使いネジを外してしまいます。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 14】
ネジを外した後は上方向に持ち上げるようにすればファンを外す事が可能です。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 15】
一見汚れているのかわからないと思いますが、次の画像と見比べてください。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 16】
羽根部分を歯ブラシでこすって見ましたが、砂のようなものが付着しておりました。
【Sharpの空気清浄機 FU-Z51CXの分解方法 17】
わかりやすいように白い紙を敷きました。
羽根数枚程度を歯ブラシでこすっただけですが、汚れが目立ちますね。
まとめ
FU-Z51CXはフィルターが2層になっている為に、埃はフィルターで止まっていると思っておりましたが、いざ分解をしてみると結構内部も汚れている事がわかりました。
ここまで分解をして掃除をしないとフィルター交換だけでは埃を空間に撒き散らしているのと同じですので、分解難易度は高くないモデルと思いますのでフィルター交換される場合は分解をお勧めしますね。
また、脱臭フィルターを水を溜めたところでゴシゴシと洗いましたが、かなり水が真っ黒になりました。