Nintendo Switchをお持ちの方で、本体の熱が気になっている方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
不安になるぐらい熱くなっていると「故障しているんじゃないか」「このままだと故障するんじゃないか」と心配になりますよね。
そこで今回は、Nintendo Switchが熱くなった時の対処法をご紹介します。
Nintendo Switchが熱くなる原因とは
Nintendo Switchは普通に遊んでいるだけでそれなりに本体に熱を発しますが、プレイするソフトによっては更に熱を発します。
例えば、常にネットワークでデータをやり取りするような対戦ゲームは特に熱くなりがちです。
内部で処理するデータが多ければ多いほど高温になります。
人間も一度にたくさんの事をこなそうとすると顔や体が熱くなって汗をかきますよね。
Nintendo Switchも同じという事ですね。
Nintendo Switchが熱い場合の対処法
Nintendo Switchが熱い状態が続くと自動的にスリープ状態になる事があります。
せっかく対戦で盛り上がっているのにスリープしたら上がったテンションも下がりますよね。
しかも、何度も熱のせいでスリープしていると故障の原因になりかねません。
そうならないためにも、いくつかの対処法を試してみましょう。
1.気温・室温の温度を下げる
夏にエアコンがない部屋でNintendo Switchで遊ぶと極端に熱くなってスリープしてしまう事があります。
「Nintendo Switchのためにエアコンを購入してください！」なんて言いませんが、扇風機などで本体に風を当てるようにして少しでも熱を逃がすようにしましょう。
エアコンがある方は室温が上がり過ぎないように調節してください。
Nintendo Switchは自宅だけではなく、外に持ち出して遊ぶ事もできますよね。
炎天下の中で遊ぶと、人にもNintendo Switchにも良くありません。
気温がそんなに高くなくても、直射日光がNintendo Switchに当たっていると内部に熱がこもります。
外で遊ぶ時は、風通しの良い日陰で遊ぶようにしましょう。
2.Nintendo Switchの周りを整理する
吸気口や排気口が塞がれるような環境で遊んでいませんか？
吸気口や排気口が塞がれていなくても、周りに物がゴチャゴチャあったり、狭い棚の中で起動していたりすると熱が逃げにくくスリープしてしまう事があります。
任天堂でも「吸気口や排気口の周りに10cm以上のすき間を空けて風通しを良くしてください」と説明しています。
Nintendo Switchの周りには物を置かず、熱が逃げやすい状態にしましょう。
3.Nintendo Switchとドックを離す
Nintendo Switchが熱くなる原因のひとつに、ドックの構造があります。
熱を逃がしにくい構造になっているのです。
なので、延長ケーブルを使い、本体とドックを離して熱がこもらないようにするのも方法のひとつです。
4.Nintendo Switch冷却グッズを使ってみる
ネットで『Nintendo Switch 冷却』で検索するとたくさんの冷却グッズが出てきます。
本体に直接貼り付ける冷却シートや、排気口・吸気口に取り付ける冷却ファン、本体そのものに取り付ける冷却ファンなど色々あります。
ただ、気をつけなければいけないのは、任天堂が独自に出しているグッズではなく、他のメーカーが出しているグッズなので、それが原因でNintendo Switchが故障してしまうリスクがゼロではないという事です。
口コミを見ても、商品によっては「Nintendo Switchが起動しなくなった」というものも少なからずあるので、もし冷却グッズを使用する時は口コミをしっかり確認し、自己責任で使いましょう。
熱が原因で起こるのはスリープだけではない
Nintendo Switchは普通に起動するだけで発熱します。
しかし、自動的にスリープするぐらいの温度の発熱が頻繁に起こると故障の原因になるかもしれません。
基盤やバッテリーの劣化の速度を速めてしまう可能性があるのです。
通常の本体表面・排気温度は20℃～30℃、少し高めの時で35℃前後、高温時は40℃を超えます。
これはあくまで本体の表面や排気温度の話。
本体表面・排気温度が40℃を超えている時の内部温度は相当な熱さです。
機械に詳しくない人でも、そこまで熱いのは機械にいいワケがないというのがお分かりいただけると思います。
Nintendo Switchの故障を防ぐために、熱が原因でよくスリープする人は対策が必要でしょう。
まとめ
Nintendo Switchの熱について検索すると、多くの人が「こんなに熱くなってる！」と情報発信しています。
任天堂側で対策がなされたのか、初期ロッドの時に比べ、最近はそのような情報も少なくなってきている感はあります。
とはいえ、熱が原因でスリープしたり故障をしたりするのを防ぐためにも、『吸気口や排気口を塞がない』『熱がこもるような狭い場所に置かない』という最低限の環境づくりは必要です。
今回ご紹介した対処法も参考にしてみてくださいね。
