iPad、iPhoneをお使いの方で、突然マイク入力ができなくなった、自分の声が相手に届かなくなった場合は今回の記事が参考になるかと思います。
iPadを使っていてyoutubeなどを見ることは多いと思いますが、音が出る部分はスピーカーになります。
機種によってスピーカーの位置は若干異なりますが、ほとんどの機種は充電差し込み口になるドックコネクターの横に配置されている場合がほとんどです。
YouTubeなど音が出る内容の場合のほとんどが、画像で言う赤枠部分から音が出ているのが分かると思いますので耳を傾けてみてください。
スピーカーからはiPad本体から外に向けて音が出ている事になりますが、逆に自分の声を iPad内に記録することが可能であり、それがマイク機能になります。
マイク機能を使うとどういったことができるのか一番分かりやすく例えるとすれば、最近で言うとZoomアプリです。
現在はコロナ禍ということもあり自宅でお仕事をされる方も多いと思いますが、Zoomを使うことでビデオチャットができるため、かなり使われている方は多いのではないでしょうか?
Zoomを使う時に重要になってくるのがスピーカーとマイク機能です。
お互いの声を聞き取るためにはスピーカーやマイクが必須となりますが、万が一自分が持っているiPadでマイクが壊れているとこちらの声が相手に伝わらないと言ったことが発生します。
逆にスピーカーが問題ない場合は相手の声はこちらで聞き取ることができます。
このような症状が発生してしまうとiPadを仕事で使っている方にはかなり重大な問題と思いますが、何を調査すればよいのか難しいと思います。
修理店に相談するのが一番早いのですが、自分で故障の切り分けできる方法を以下でまとめておりますのでマイクが機能がしていないかもと感じるようでしたら一度確認をされてください。
iPad マイク故障の切り分け方法
スピーカーとマイクの両方で故障の切り分けをしたいと思いますが、スピーカーの確認は非常に簡単です。
サファリやクロームを開いてYouTubeなど音が出るものを再生してみてください。
iPadから音がでるようであればスピーカーは問題ありません。
続いてはマイクの故障の切り分けをしていきたいと思います。
iPadのバージョンにもよると思いますが、恐らくほとんどのiPadでボイスメモというアプリが最初からインストールされていると思います。
インストールされている場合はボイスメモを探していただきタップしてください。
ボイスメモを開くと左下に赤い録音ボタンがありますのでそこをタップしてください。
先ほどの赤い丸をタップすると録音が開始されますが、赤枠部分に時間軸で録音がされていきます。
画像には縦線、横線がありますが、本来音を認識してる場合は横線が波形の画像になりますので上下に線が出てきます。
今回の検証はiPad Mini 4を使っておりますが、iPad Mini 4のマイクは画像で言う赤枠のカメラ横になっております。
先ほどの録音ボタンを押してからこの赤枠部分をトントンと軽く叩いてみてください。
マイクが壊れていなければ先ほどの波形が上下に線が発生していきますので、マイク自体は壊れておりません。
逆に赤枠部分をトントン叩いても波形に一切変化が見られない場合は、iPadのマイクの部品が故障しておりますので交換が必要になる可能性が高いです。
現時点では100%マイクの故障とは限りませんので、まずは分解をする前にバックアップを取ってから初期化を試してみるのも一つの方法です。
また、マイクの部品とボリュームボタンはひとつのパーツになっておりますのでマイクが故障している場合はボリュームボタンが効かないこともあります。
マイクが認識しないボリュームの上下が全く機能していない場合はこの部品の故障の確率が非常に高いために修理店に相談されることをお勧めいたします。
動画の方でも詳細をまとめておりますが、iPadのマイクが機能しない、声を認識しない場合はマイクのパーツ交換のやり方を公開しておりますので故障している場合は参考にしていただければと思います。