iPad Airのバッテリー交換 修理・分解方法 全5工程




iPad Airのバッテリーが持たない、充電できない場合の修理方法、分解方法

iPad Airのバッテリー交換をした場合、データは消えてしまうのか?

バッテリー交換をしただけではデータが消えてしまう事はございません。
iPad Airのデータはロジックボード上にあるNANDという部分に記録されておりますので、バッテリーを交換するだけではデータは無くならないのです。
ただし、データが無くならないのは自分で修理した場合、もしくは非正規店で修理した場合に限ります。
Appleや正規サービスプロバイダに依頼をするとほぼ100%データの初期化となるために、データを残してバッテリー交換をしたい場合はメーカー修理は避けたいところです。
また、iTunesなどでバックアップが取れる方であればメーカー修理は問題ないのですが、バックアップが取れない、面倒と感じる場合は非正規店に相談をしてみてください。
非正規店のメリットはデータに関係のない修理をする場合のほとんどでデータはそのままの状態で作業を進めてくれますので。
もしくわ以下の分解方法を参考に自分でバッテリー交換ができてしまえば今までのデータでそのままiPad Airを使う事ができますね。
ただしいつ起きてしまうかわからない故障に備えバックアップを取ったり、バックアップのやり方を覚えていた方が無難です。

AppleでiPad Airのバッテリー交換をした場合は10800円(税別)となっておりました。

iPad Airのバッテリー交換・分解手順

【iPad Air バッテリー交換 STEP 1】
iPad Airのバッテリーの持ちが悪くなってしまった、電源が入らなくなってしまった、充電ができない場合に有効となる分解方法になります。
電源が入らなくなってしまった場合はドックコネクターなど他のパーツが故障している可能性がありますので、万が一バッテリー交換をしても電源が入らない場合は他の故障を疑ってください。
近い部分ではドックコネクター故障、ロジックボード故障の疑いがありますが、バッテリーの分解は液晶パネル交換をする所までは同じ工程になりますのでまずはそちらを参照してください。
iPad Airの分解で最も時間がかかる内容が液晶を取り外す作業になりますが、誤って画面を割ってしまうと帰って高額な修理代金になってしまいますので注意が必要です。



【iPad Air バッテリー交換 STEP 2】
一気に工程が飛びましたが、iPad Airの液晶パネルを取り外す所まで完了した状態です。
すでにバッテリーが簡単に取り出せそうな状態にはなっておりますが、バッテリーの差し込みがロジックボード下側に潜り込んでおりますので安全策のために少し遠回りをしながら確実な分解をしていきたいと思います。
バッテリー上部にフロントカメラ、リアカメラがありますが、外すのに時間はかからないために取り外すようにしましょう!
iPad Airのカメラ交換を確認する
カメラを取り外すことができれば大きなパーツとして残っている部分はバッテリーとロジックボードですね。
【iPad Air バッテリー交換 STEP 3】
先程取り外しをしたカメラ側よりロジックボードの下にヘラを入れて少しづつ剥がしていきますが、ロジックボードはiPad Airで最重要パーツになりますので故障させないように慎重に作業をする必要があります。
万が一ロジックボードを故障させてしまうと電源が入らなくなったり画面が映らないと言ったトラブルが起きてしまいます。
ロジックボードとドックコネクターが判断づけされているためにくっついておりますが、断線させないように注意してください。
画像の状態になればOKです。
【iPad Air バッテリー交換 STEP 4】
iPad Airのバッテリーは強力な両面テープ、ボンドで固定されておりますので下からこじる必要があります。
先程ロジックボードを起こした作業はヘラを入れやすくするために行いました!
そのままヘラを入れようとすると非常に硬いために背面パネル(リンゴマーク側)をドライヤーや、ヒートガンなどを使い熱を与えながらヘラを入れていくと両面テープが柔らかくなるために作業は外しやすくなります。
画像でいうとバッテリーの下側に金色部分がありますが、ここがiPad Air本体とバッテリーを接続している場所になっております。
バッテリーの劣化で交換するのであればバッテリー側を傷つけてしまっても問題はありませんが、ロジックボード側を傷つけてしまうとバッテリー交換しても認識しなくなってしまうために注意してください。



【iPad Air バッテリー交換 STEP 5】
iPad Air本体よりバッテリーを取り外すことができました。
バッテリーは偽物が日本国内でも大量に出回っておりますので注意してくださいね!
※万が一偽物のバッテリーでiPad Airを使い続けてしまうと電圧の関係で他のパーツを痛めてしまうことも考えられます。
iPad Air自体はまだ古い機種ではないために劣化はほとんどないと思いますが、使用される時間次第では劣化することもございます。
交換するバッテリーは必ずPSEマークが入ったバッテリーを使うようにしてくださいね!
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