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MacBook Pro 画面がちらつく問題を修理店が解説!

MacBook Proをお使いの方で画面がちらつく問題に遭遇した事はないでしょうか?
画面がちらつく問題はMacBook Proに限らずWindowsのパソコンでも起きる症状になりますが、今回はMacBook Proや一部のMacに絞って解説をしたいと思います。
自分で故障の切り分けができる方法も紹介しておりますので参考にしてください。

 

MacBook Proの画面がちらつく原因は色々とある

MacBook Proが全く故障していなければ画面がちらつく症状になる事はまずありませんが、画面がちらつく症状が出る場合は必ずどこかが故障しております。
画面がちらつくという事は画面の故障でしょ!と思う方がほとんどと思われますが、実は画面以外が故障していてちらつくようになってしまうこともあるのです。

MacBook Proは多くの精密部品で構成されておりますが、画面表示に影響のある部分は主に液晶、液晶ケーブル、ロジックボードです。
この3つのパーツのうち1つでも故障してしまうと画面がちらつく症状になってしまうのです。

 

画面がちらつく場合に自分で故障の切り分けをする方法

自分でMacBook Proの分解ができてしまえばいいのですが、全ての方が分解できるわけではありませんね。
そこで、誰でも簡単に画面がちらつく原因の切り分けができる方法を解説したいと思います。

まず用意する物が2つあり、それは外部モニターと各種ケーブルです。

外部モニターとはテレビ、デスクトップなどに使われるモニターなどの事をここでは差しますが、極端に古いテレビでなければ対応できると思います。

上記の画像は一般的なテレビの背面になりますが、端子が色々とあります。
この中で特に使われるのがアナログRGBやHDMI端子になりますが、最近ではHDMIの方がよく使われておりますね。
Switch (ゲーム機) をテレビなどの大画面で行う場合に接続する所ですので、Switchを持っている方ならわかると思います。

この端子がテレビにあるようでしたら別でモニターを用意する必要はございません。

例えばHDMIに接続する場合はHDMIケーブルを用意し、片方をテレビ側、もう片方をMac側に接続します。
線を差し込むと何もしないで勝手に外部モニター側に映る事もあれば、Macの方で簡単な操作をすれば映す事が可能です。

 

MacBook Pro Retina 15 2015 (A1398) のHDMI端子

外部モニター側とMacBook Pro側が同じHDMI端子のために、HDMIケーブルだけ用意すれば大丈夫です。

 

 

MacBook Pro 15 (A1286) のMini Displayport

HDMI、RGBなどの線を直接接続ができないために、変換器を使う必要がございます。

 

 

MacBook Air (A1932) のUSB-Cポート

新しいMacの場合はほぼUSB-Cに切り替わっておりますので、変換器を使うか、片方がUSB-Cの口元、もう片方がHDMIの口元のケーブルを用意してください。

 

 

まとめ

上記の手順で外部モニターに接続をし、画面がちらつく事なく映るようでしたら画面側の故障の可能性が高くなります。
画面側といっても液晶だけではなく、液晶ケーブルの故障 (断線など) で画面がちらつく場合もありますので注意が必要です。
逆に外部モニターに接続をしても画面がちらつく場合は画面側の故障ではなく、ロジックボード (基板側) の故障の可能性が高くなります。
また、「NVRAM、PRAMリセットなどで直った」とインターネット上で見る事がありますが、今までの修理実績からするとあまり直った事は内容な気がします。
MacBook Proを落としたりぶつけたりしていないのに画面がちらつく場合は一度Apple Careが保証期間内なのか確認する事をお勧めいたします。
お持ちのMacBook Proが保証期間内であれば無償対応してくれると思いますが、保証期間外の場合はAppleで修理をすると結構な修理代金になる事が予測できますね。

画面がちらつくと気になってしまいまともにMacBook Proを使う事が出来なくなってしまうと思いますので、パソコン修理店に相談されてみてくださいね。

 

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