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iPad Mini Retinaの液晶パネル交換 修理・分解方法 全11工程

iPad Mini Retinaの液晶パネル交換・分解手順 全11行程

【iPad Mini Retina 液晶パネル交換 STEP 1】
iPad Mini Retinaモデルの液晶パネル交換方法を公開いたします。
液晶パネルに線が入っていたり、画面映らない、色合いがおかしい場合に有効な修理方法となりますので参考にしてください。
上記の画像は液晶が割れておりませんが、分解方法としては液晶が割れていても割れていなくても同じになります。
使用工具は、ヒートガン、ドライヤー、プラスドライバー、サクションカップ、ヘラなどになりますので用意してください。
それではiPad Mini Retinaモデルの分解に入りたいと思います。
まずは液晶ガラスの黒淵部分にヒートガン、ドライヤーなどで熱を加えます。
液晶ガラスは強力な両面テープで固定されているだけですが、熱を加えないと剥がすことは不可能なくらいですのでヒートガンを用意した方が確実です。
ドライヤーでも代用は可能ですが、結構時間がかかるかもしれません。
【iPad Mini Retina 液晶パネル交換 STEP 2】
熱を与えてからヘラなどで抉るようにすると画像のように浮かす事ができます。
画像では液晶画面が割れていないために綺麗に剥がせておりますが、液晶ガラスが割れている場合は綺麗に剥がすことはできません。
液晶がバリバリに割れてしまう形になりますが、手順としては問題ありませんのでそのまま進めてください。
iPadの分解全てに共通しますが、液晶ガラスを外す行程が一番時間がかかります。
8割がガラスを剥がす作業、2割が他の作業時間といった形ですね。
【iPad Mini Retina 液晶パネル交換 STEP 3】
液晶ガラスを剥がしていくと画像の状態になりますが、必ず上側(フロントカメラ側)よりホームボタン側に起こしてくるようにしてください。
ホームボタン側はまだ内部で配線が接続されている状態ですので無理に剥がしていくと故障の原因につながりますので注意が必要です。
【iPad Mini Retina 液晶パネル交換 STEP 4】
液晶パネルは合計4ほんのネジで固定されており、それぞれ4つ角にネジがあります。
【iPad Mini Retina 液晶パネル交換 STEP 5】
赤枠部分が液晶パネルを固定している全てのネジになりますので外してしまいます。
右上、右下のネジの上にはマグネットが付いておりますが、このマグネットは無くさないように保管してください。
【iPad Mini Retina 液晶パネル交換 STEP 6】
先ほどのネジを外すことができると液晶パネルを起こすことができます。
液晶パネルを起こす際にテープなどついているところがありますが、テープを剥がさないで無理に起こそうとすると液晶割れをしてしまう恐れがありますので慎重に作業するようにしてください。
【iPad Mini Retina 液晶パネル交換 STEP 7】
液晶パネルの下には鉄のプレート(ヒートシールド)が敷いてありますが、赤枠部分のネジを外すことでプレートを外すことができます。
かなり小さいネジになっているために先端の細いプラスドライバーがないと外すことは難しいです。
【iPad Mini Retina 液晶パネル交換 STEP 8】
ヒートシールドをを外した状態です。
【iPad Mini Retina 液晶パネル交換 STEP 9】
プレートを外すことができるとiPad本体の右下に上記画像の部分があります。
赤丸部分のネジを全て外しプレートを外してしまいましょう。
【iPad Mini Retina 液晶パネル交換 STEP 10】
プレートを外すことができると上記の画像になりますが、赤枠部分で囲んであるところがバッテリーの接続箇所になります。
iPadを分解する上でバッテリーの取り外しは最初に行うようにしますが、バッテリーを外さないで分解をしていくとショートする恐れがあり、故障に繋がる可能性がありますので必ず行うようにしてください。
【iPad Mini Retina 液晶パネル交換 STEP 11】
バッテリーの接続部分を外した状態ですが、コネクターは下から上に起こすようにすると外すことができます。
バッテリーのコネクター横にある同じようなコネクターが液晶パネルとロジックボードを接続している部分になりますので先ほどのバッテリーのコネクターを外した要領で外してしまいましょう。
液晶パネルを本体より取り外すことができたと思いますが、新しい液晶を取り付けし元の手順で組み込みをしていけばiPad Mini Retinaの液晶パネル交換は完了となります。
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