iPad Mini 4のバッテリーの減りが早い、劣化、膨張の修理方法、分解方法
iPad Mini 4は使い勝手が非常に良い為に所有されている方は多いと思いますが、発売されたのが2015年になりますので約4年経過したことになりますね。
使い方によってはバッテリーの性能がかなりダウンしている方もいらっしゃると思いますが、自分でバッテリー交換をしよう!と考えている方の為に分解方法を公開しました。
iPhoneのバッテリー交換と違いiPadのバッテリー交換はある程度の道具が揃っていないと対応することはできませんので、工具だけで結構お金がかかることも考えられます。
街中にある修理店と費用を比較して大幅に異なるようでしたら自分で修理をすれば安くなりますが、iPad修理の金額があまり変わらないようであれば修理に出すのも選択肢の1つですね。
AppleでiPad Mini 4 のバッテリー交換をした場合は10800円かかります。
バッテリー交換をした場合、データは消えてしまうのか?
バッテリー交換をしただけではデータが消えてしまう事はございません。
iPadのデータはロジックボード上にあるNANDという部分に記録されておりますので、バッテリーを交換するだけではデータは無くならないのです。
ただし、データが無くならないのは自分で修理した場合、もしくは非正規店で修理した場合に限ります。
Appleや正規サービスプロバイダに依頼をするとほぼ100%データの初期化となるために、データを残してバッテリー交換をしたい場合はメーカー修理は避けたいところです。
また、iTunesなどでバックアップが取れる方であればメーカー修理は問題ないのですが、バックアップが取れない、面倒と感じる場合は非正規店に相談をしてみてください。
非正規店のメリットはデータに関係のない修理をする場合のほとんどでデータはそのままの状態で作業を進めてくれますので。 もしくわ以下の分解方法を参考に自分でバッテリー交換ができてしまえば今までのデータでそのままiPad Mini4を使う事ができますね。
ただしいつ起きてしまうかわからない故障に備えバックアップを取ったり、バックアップのやり方を覚えていた方が無難です。
iPadのデータはロジックボード上にあるNANDという部分に記録されておりますので、バッテリーを交換するだけではデータは無くならないのです。
ただし、データが無くならないのは自分で修理した場合、もしくは非正規店で修理した場合に限ります。
Appleや正規サービスプロバイダに依頼をするとほぼ100%データの初期化となるために、データを残してバッテリー交換をしたい場合はメーカー修理は避けたいところです。
また、iTunesなどでバックアップが取れる方であればメーカー修理は問題ないのですが、バックアップが取れない、面倒と感じる場合は非正規店に相談をしてみてください。
非正規店のメリットはデータに関係のない修理をする場合のほとんどでデータはそのままの状態で作業を進めてくれますので。 もしくわ以下の分解方法を参考に自分でバッテリー交換ができてしまえば今までのデータでそのままiPad Mini4を使う事ができますね。
ただしいつ起きてしまうかわからない故障に備えバックアップを取ったり、バックアップのやり方を覚えていた方が無難です。
iPad Mini 4のバッテリー交換・分解手順 全9工程
- 【iPad Mini 4 バッテリー交換 STEP 1】
- バッテリーの取り外しを行う場合は液晶を取り外す必要がありますので液晶から分解をしていきたいと思います。
iPadが充電できなかったり、電源が入らなくなってしまった場合はバッテリー故障が考えられますので対象の方は交換してみてくださいね。
液晶は強力な両面テープで固定されておりますので赤部分に熱を加えて浮かせるようして外していきますが、iPad Mini4の外装にはネジが1本も使われておらず、すべての分解は液晶を剥がす作業からスタートとなります。
赤線部分に強力な両面テープが貼られておりますが、たったこれだけで画面は張り付いております。
そのまま剥がす事ができないためにヒートガンと呼ばれるドライヤーの強力なものを使いますが、熱を当てて両面テープを柔らかくし、柔らかくなっている状態の時に画面を剥がしていくイメージです。
- 【iPad Mini 4 バッテリー交換 STEP 2】
- 熱を加えた後はサクションカップ、バキュームリフターなどを使い外すようにすれば効率が良くなります。
使い方はガラス面に吸着させ引っ張るようにすれば外す事ができますが、サクションカップを使ってもビクともしない場合は熱が十分ではありませんのでもう一度熱を加えてから行うようにしてください。
また、全行程の中でこの作業が8割を占めていると言っても過言ではありません。
熱を当てて引っ張る作業を数回から数十回と繰り返し、タッチパネルを徐々に浮かせるようにしないと割れてしまう確率は高いです。
少しでもタッチパネルが浮いた部分には画像のようにピック、もしくはポイントカードなど薄いものを差し込んでおくと両面テープが再度接着しないためにおすすめです。
この作業を液晶周り1周に行う事で徐々に剥がれていくのがわかると思います。
- 【iPad Mini 4 バッテリー交換 STEP 3】
- 液晶がある程度浮いてきたら画像のように持ち上げる事ができるようになっており、この際必ず上部(カメラ側)より持ち上げるようにしてください。
また、下側にはホームボタンやケーブル類がありますが、iPad Mini 4のホームボタンは指紋認証がありますので万が一断線させてしまったりすると二度と指紋認証が使えなくなってしまいますので十分注意してください。
万が一断線させてしまいホームボタン交換を行ったとしても指紋認証の機能は本体側とペアリングしている為に、指紋認証なしの「普通のボタン」としか使えなくなってしまいます。
- 【iPad Mini 4 バッテリー交換 STEP 4】
- 液晶を起こし正面から見た光景ですが、右下部分に液晶のコネクターがあり接続されたままの状態になりますので外していきます。
- 【iPad Mini 4 バッテリー交換 STEP 5】
- 全部で赤枠が3つありますが、一番左側がバッテリーのコネクターになっておりますので最初に外すようにしてください。
外し方ですが、工具(プラスチック製)を使い下から上方向に持ち上げるようにすれば簡単に外す事ができます。
バッテリーのコネクターを外す事ができたら液晶側(真ん中、右側)のコネクターも同じ要領で外してしまいましょう。
外し方はすべて同じで下から上です。
- 【iPad Mini 4 バッテリー交換 STEP 6】
- これで本体側と液晶側に分離させる事ができました。
液晶は高価なものになりますので保管させる際に割ったりしないように注意してください。
- 【iPad Mini 4 バッテリー交換 STEP 7】
- すでにバッテリーが見えておりますが、バッテリーも液晶同様にボンド、両面テープで本体側に固定されております。
熱を加えてから外すようにすれば簡単に外す事が可能ですが、イメージとしてはバッテリーを後ろ側から温めてからバッテリー下にヘラを差し込んで外していく感じです。
- 【iPad Mini 4 バッテリー交換 STEP 8】
- バッテリーの裏側が赤部分になりますが、ここに熱を加えてからバッテリーをこじるようにすれば簡単に外していく事ができます。
熱が十分に加わっていない場合はバッテリーの下に工具を差し込んでも硬い為に、その場合はもう一度熱を加えてからヘラを差し込むようにしてくださいね。
- 【iPad Mini 4 バッテリー交換 STEP 9】
- バッテリーをiPad本体より取り外す事ができました。
交換に使うバッテリーはPSEマーク取得品を使用するよう推奨しておりますが、iPad Mini 4 のバッテリーは部品の流通があまりないですね。
iPad Mini 4のバッテリー交換で一番重要になってくる分解はやはりえきしょうを取り外す部分です。
全行程の大半を占めている部分になりますので、液晶を剥がす時間がバッテリー交換にかかる時間と思った方が良いですね。